はじめまして
「ちょうどいい距離」をテーマに書いている、きーのことです。
このブログは、私がこれまで経験してきた親の介護や実家じまい、仕事や家族とのことを書き残す場所です。
今、同じような場所に立っている方や、これから向き合う方へ向けて書いています。
このブログでお伝えすること
「若干毒親」の母を引き取った同居介護
介護離職と、そこからの仕事復帰
デイサービス、サービス付き高齢者向け住宅、特別養護老人ホームまでの道のり
実家の売却や農地の譲渡、お墓や仏壇の整理
医療系の事務として長く働いてきた経験
子どもたちが巣立ったあとの家族のかたち
暮らしや仕事の中で経験した、いくつかの失敗談
どれも、きれいごとだけでは語れない、私自身の経験です。
うまくできたことだけではなく、迷ったこと、失敗したこと、あとになって気づいたことも、できるだけ正直に書いていきたいと思っています。
私のこと
これまで、医療事務や医師事務作業補助など、医療に関わる事務の仕事を長く続けてきました。そのほか、介護事務や法律事務なども経験しています。夫の仕事の関係で、転勤族として各地で暮らした経験もあります。
子どもたちが独立したあと、実家で一人暮らしをしていた母を引き取り、同居介護が始まりました。そこから介護離職を経験し、働き方を作り直しながら、母が特別養護老人ホームへ入居するまでを歩いてきました。
今、母は施設で穏やかに暮らしています。私は定期的に、短い面会へ通っています。限られた時間ではありますが、そのくらいの距離が、今の私たちにはちょうどいいように感じています。
子どもたちはそれぞれ独立し、現在は夫と二人暮らしです。夫婦で楽しむゴルフや、可愛い孫たちと過ごす時間が、今の何よりの楽しみです。
そして今、これからの年齢と体に合った働き方を、あらためて考えているところです。
なぜ「ちょうどいい距離」なのか
私は20歳で実家を離れました。それからの母との関係は、思えば「ちょうどいい距離」に守られていたのだと思います。
母を引き取り、同居して距離がなくなったことで、初めて見えたことがたくさんありました。
尊敬していた母の、知らなかった一面。
そして、親子であっても、すべてを分かり合えるわけではないということ。
そして母が施設へ入居した今、私はまた、この距離がいいと思っています。
家族との距離。
仕事との距離。
お金との距離。
そして、自分自身との距離。
少し離れることで見えることや、うまくいくことがあります。
近すぎても苦しく、離れすぎても寂しい。
そのときの自分に合う「ちょうどいい距離」を探していくことが、人生の後半を心地よく暮らすことにつながるのかもしれません。
このブログでは、そんな日々の気づきを書いていきたいと思っています。
読んでくださる方へ
親を好きになれないまま、介護をしている方。
仕事と介護の間で、迷っている方。
実家をこれからどうするか、決めかねている方。
子どもが独立したあとの家族との関わり方や、自分自身のこれからを考えている方。
私の経験を読んで、
「私だけではなかった」
そう思っていただけたら、これ以上に嬉しいことはありません。
そして、これから介護や実家じまいが始まる方にも、読んでいただけたらと思っています。
私自身、親のことや実家のことに向き合い始めたとき、何から手をつければいいのか分かりませんでした。
制度や手続きのことは、調べれば出てきます。
けれど、
「みんな、実際にはどうしたんだろう」
「こんなとき、まず何から動けばいいんだろう」
と知りたくても、実際にどう動いたのか、そのとき何に迷い、どう決めたのかまでは、なかなか見つかりませんでした。
だから私は、自分が経験したことを、できるだけそのまま書き残していこうと思っています。
うまくいったことも、失敗したことも。
遠回りしたことも、「こうしておけばよかった」と思ったことも。
私のやり方が、すべての方に当てはまるわけではありません。
それでも、これから同じような道を通る方が、
「こういう方法もあるんだ」
「じゃあ、私はここから始めてみよう」
と思えるものが、一つでも見つかったなら。
そして、「どうしよう」と一人で悩む時間が、ほんの少しでも短くなったなら。
私が経験したことも、無駄ではなかったと思えます。
そのために、このブログを書いています。
なお、記事の中でご紹介する制度や費用は、私が経験した当時のものです。制度の内容は変わることがあり、利用できる条件も一人ひとり異なります。実際に手続きや判断をされる際は、お住まいの自治体や関係機関、専門家などへご確認ください。
今日という一日が、あなたにとって心地よい「ちょうどいい距離」の一歩になりますように。
きーのこと
