実家の片付けには、いったいいくらかかるのだろう。
母を引き取り、実家を売却することになったとき、私が不安に感じたことのひとつでした。
長く暮らした家には、家具も布団も食器も、たくさん残っています。
不動産屋さんに紹介していただいた家財整理の業者さんから提示された見積もりは、85万円でした。
けれど最終的に、事業者さんへ支払った家財回収費は、2回分を合わせて55,000円(税込)でした。
ただし、まったく同じ作業内容が、85万円から55,000円になったわけではありません。
食器や小物など、自分で運べるものは市の処理施設へ持ち込み、自分では難しい大きな家具などを事業者さんへお願いしました。
この記事では、実家じまいの費用を抑えるために、私が実際にしたことと、そのためにかかった時間や手間についてお話しします。
※母を引き取ってから特養へ入居するまでの記録は、こちらの記事に書いています。
- すぐに家財を処分しなかった理由
- 見積もりの前に、できる整理は済ませていました
- まだ使える家具でも、買い取ってもらえるとは限りませんでした
- ある程度整理したあとでも、見積もりは85万円でした
- 自分で探し、2社へ見積もりをお願いしました
- 85万円と55,000円では、お願いした範囲が違います
- 追加料金が発生する条件も確認しました
- 担当してくださった方たちが、とても良心的でした
- 1日目の搬出後、家へ「ありがとう」を伝えました
- 2日目は、普通車で処理施設を回りました
- 迷ったものは、宅配便で自宅へ送りました
- この方法には、集中的に動く時間と体力が必要でした
- 遠方なら、交通費や宿泊費もかかります
- 実家を維持するため、庭の手入れも続けました
- 不動産屋さんへも、定期的に連絡しました
- 母も、実家の売却には前向きでした
- 家財を片付けた数か月後、売却が決まりました
- 自宅の婚礼家具を処分するときにも利用しました
- 不用品回収を利用するときの注意点
- 実家じまいの費用を抑えるために、私がしたこと
すぐに家財を処分しなかった理由
母が実家を離れたあとも、私はすぐにすべての家財を処分したわけではありません。
実家を見学された方の中に、「民泊として使いたい」と考えている方がいらっしゃいました。
もしその方が購入してくださるなら、家具や食器なども、そのまま使っていただけるかもしれない。
そう思い、ぎりぎりまで家財を残していました。
使えるものを急いで捨てず、次の方に引き継げたら、それが一番よいと思っていたのです。
けれど、なかなか売却にはつながりませんでした。
そこで不動産屋さんに相談すると、
「家の中のものを全部片付けて、空にしたほうが売れやすくなります」
と教えていただきました。
家財が残っていると、見学に来た方が部屋の広さや、自分たちが暮らす様子を想像しにくいこともあるようです。
それを聞いて、私は思い切って、残っている家財をすべて片付けることにしました。
見積もりの前に、できる整理は済ませていました
家財整理の見積もりをお願いする前に、できることはすでに進めていました。
古い家には、骨董品と呼べそうなものもいくつか残っていました。
そうしたものは買取業者さんへ査定をお願いし、値段がついたものは買い取っていただきました。
すべてが「捨てるためにお金がかかるもの」ではありません。
古いものが多い実家の場合は、処分を決める前に、一度査定をお願いしてみるのもよいと思います。
まだ使えそうなものは、母と親しくしてくださっていたご近所の方へ、
「使っていただけるものがあれば、どうぞ」
と声をかけました。
いくつか引き取っていただき、片付けも少し手伝ってくださいました。
最終的な家財の搬出当日にも、「これなら使いたい」と言ってくださるものがあり、その場でお譲りしました。
ご厚意に甘えたままにはせず、後日、感謝の気持ちとして、ささやかなお礼の品をお渡ししました。
また、母を引き取る際には、着物や帯なども一緒に自宅へ持ち帰っています。
それらは実家じまいが終わったあと、少しずつメルカリへ出品しました。
つまり、骨董品の買取、ご近所への譲渡、着物や帯の持ち帰りを済ませたあとでも、家の中には、まだたくさんの家財が残っていたのです。
まだ使える家具でも、買い取ってもらえるとは限りませんでした
再利用できそうな家具を買い取ってもらえないか、大手のリユースショップへも問い合わせました。
見積もりをお願いしてみましたが、購入してから年数がたっている家具は、引き取りが難しいとのことでした。
壊れているわけではなく、まだ十分に使える家具です。
それでも、家具の年数や大きさ、現在の需要などによっては、値段がつかないだけでなく、無料での引き取りも難しいことがあります。
「まだ使えるもの」と「買い取ってもらえるもの」は、同じではないのだと分かりました。
家具の買取を考えている場合は、片付けの直前ではなく、少し早めに写真やサイズ、購入時期などを伝えて、査定をお願いしておくとよいと思います。
ある程度整理したあとでも、見積もりは85万円でした

実家の売却を進めるにあたり、不動産屋さんから、提携している家財整理の業者さんを紹介していただきました。
見積もりに来ていただき、提示された金額が85万円でした。
正直なところ、私は30万円くらいだろうかと思っていたため、金額を聞いたときは驚きました。
ただ、実家は田舎にある広い家で、部屋数も多く、それぞれの部屋に家具や荷物が残っていました。
大きな家具や大量の布団などを、家一軒分まとめて運び出す作業です。
「家が広く、部屋数も多いから、この金額になるのだろうか」
そう思いました。
作業する方の人数やトラックの台数、搬出や処分の手間まで考えれば、決して不当な金額だったとは思っていません。
その頃の母は、一日型のデイサービスへ週3日通っていました。
私が実家の片付けなどで数日不在にするときは、ショートステイも利用していました。
母の暮らしを支えるためのお金も日々必要です。
そのため、私にとって85万円は、簡単にお願いできる金額ではありませんでした。
「ほかに方法はないだろうか」
そう思い、自分でも調べてみることにしました。
自分で探し、2社へ見積もりをお願いしました
インターネットで調べる中で見つけたのが、くらしのマーケットでした。
当時、サイト内の「不用品回収/2トントラック」という項目から、2社へ見積もりをお願いしました。
見積もりには、回収してほしい家具や不用品の写真が必要でした。
大きな家具は、幅・高さ・奥行きも測って伝えました。
写真だけでなくサイズまで伝えることで、トラックへ積める量や、作業に必要な人数を判断していただけるのだと思います。
遠方に実家がある私にとって、見積もりのたびに現地へ立ち会わなくても相談できることは、とても助かりました。
私が依頼した当時は、「積み放題」という形で、事前に写真を送り、確認していただいたものを回収してもらいました。
回収していただいたものは、再利用できるものばかりではありませんでした。
そして、自分では運ぶことが難しい大きな家具や大量の布団などを、2回に分けて搬出していただきました。
実際に事業者さんへ支払った家財回収費は、合計55,000円(税込)でした。
85万円と55,000円では、お願いした範囲が違います
ここは、誤解のないようにお伝えしておきたいと思います。
85万円は、その時点で実家に残っていた家財を、まとめて片付けてもらう見積もりでした。
一方、55,000円は、食器や小物など、自分で運べる小さな家財を私が市の処理施設へ持ち込み、大きな家具などを中心に事業者さんへ回収していただいた金額です。
まったく同じ作業内容が、85万円から55,000円になったわけではありません。
自分で動いた分の時間や労力に加え、交通費、レンタカー代、宿泊費、宅配便の送料なども別にかかっています。
それでも、
「自分で運べる小さなもの」
「自分では難しい大きなもの」
を分けたことで、事業者さんへ支払う家財回収費を大きく抑えることができました。
追加料金が発生する条件も確認しました
事業者さんを選ぶときは、料金だけでなく、口コミもよく読みました。
口コミの中には、
「当日になって、お願いするものが増えた」
「これも、あれもと追加していたら、予定より金額が高くなった」
という声もありました。
最初に伝えたものより荷物が増えれば、追加料金が発生することもあると思います。
そのため、申し込む前に次のことを確認しておくと安心です。
- 回収してほしいものが、すべて対象になっているか
- 家具の写真とサイズが正しく伝わっているか
- どこまでが提示された料金に含まれているか
- 階段や家具の解体などで、別料金がかからないか
- 当日に品物が増えた場合、いくら追加されるのか
- どのような場合に追加料金が発生するのか
- 回収できないものは何か
当日になってから慌てないためにも、
「この内容で、追加料金はかかりませんか」
「追加料金が発生するとしたら、どのような場合ですか」
と、メッセージのやり取りの中で確認しておくのが無難だと思います。
担当してくださった方たちが、とても良心的でした
来てくださったのは、ご家族で作業されている方たちでした。
分解できるものはその場で分解し、少しでも多く積めるように工夫してくださいました。
「積み放題」といっても、積み方によって運べる量は変わります。
ていねいに、なるべくたくさん積もうとしてくださる姿を見ていて、本当にありがたいと思いました。
金額だけでなく、実際に利用した方の口コミを読んで選んだことも、よかったのだと思います。
1日目の搬出後、家へ「ありがとう」を伝えました

1日目の家財搬出が終わったあと、私はすべての部屋を拭き掃除しました。
父と母と祖母が、長い年月を過ごした家です。
「今まで、家族を守ってくれてありがとう」
そんな気持ちを込めながら、一部屋ずつ拭いていきました。
家財道具が最後の搬出へ出発するときにも、伝えました。
「今まで母たちの暮らしを支えてくれて、ありがとう」
家も、家財道具も、私にとっては、ただのものではありません。
そこには、家族が暮らしてきた時間が重なっています。
きちんと感謝を伝えて見送れたことで、私自身も、少しずつ実家を手放す気持ちを整えられたのだと思います。
2日目は、普通車で処理施設を回りました

最終的な片付けのために、2日間を確保しました。
実家は遠方にあったため、駅の近くのビジネスホテルに1泊し、レンタカーも2日間借りました。
借りたのは、軽トラックではなく普通車です。
2日目に運び出すものは、事前に段ボールへ仕分けしておきました。
燃えるものと、燃えないもの。
それぞれの処理施設の住所も、あらかじめ調べました。
普通車の後部座席を倒し、食器や小物など、自分で運べる小さな家財を、積めるだけ積み込みました。
燃えるものと燃えないものでは、処理施設の場所が違いました。しかも、2つの施設は少し離れています。
時間を確認しながら、それぞれの施設へ車で運びました。
市の処理施設へは、この最終的な片付けの時期を中心に、合計3回ほど持ち込みました。
1回あたりの費用は、数百円ほどでした。
段ボールは商業施設の回収場所へ持ち込みました
自宅へ送る家財を段ボールへ詰めたあと、最後に残った空の段ボールは、無料で回収している商業施設の分別回収場所へ持っていきました。
段ボールを処理施設へ運ぶ必要がなくなり、普通車へ積める量にも少し余裕ができました。
迷ったものは、宅配便で自宅へ送りました
限られた時間の中で、すべてを処分できたわけではありません。
捨てられなかったものや、その場では処分を決められなかったものが、数箱残りました。
レンタカーの返却時間もあり、私自身が帰る時間も迫っています。
ゆっくり迷っている余裕はありませんでした。
そこで、残ったものは段ボールへ詰め、宅配便で自宅へ送りました。
その場で無理に捨てて後悔するより、いったん持ち帰ってから考えることにしたのです。
自宅へ届いたものはあらためて整理し、まだ使えるものはメルカリへ出品しました。
宅配便の送料や、持ち帰ったものを保管する場所も必要です。
それでも、限られた時間の中では、仕方のない判断だったと思っています。
※実家から持ち帰った神棚をどうしたかは、こちらの記事に書いています。
この方法には、集中的に動く時間と体力が必要でした
私が家財回収費を抑えられたのは、時間に余裕があったからではありません。
最終的な片付けのために2日間を確保し、そのあいだに集中して動きました。
家財を仕分け、普通車へ積み、離れた処理施設を回り、自分で下ろす。
この作業には、時間だけでなく体力も必要でした。
そのため、この方法がすべての方に向いているとは思いません。
仕事や介護で、まとまった時間を確保できない方。
実家が遠く、帰省することが難しい方。
重いものを運ぶことが心配な方。
そのような場合は、買取できるものの査定から、家財の搬出や適切な処分までをまとめて相談できる事業者さんへお願いするほうが、負担が少なく、結果としてよいこともあります。
費用を抑えることだけが、実家じまいの正解ではありません。
お金をかけて、自分の時間や体を守る方法もあります。
- できるところは自分でする
- 難しいところだけお願いする
- 最初からすべてお願いする
どの方法がよいかは、その方の時間や体力、実家までの距離によって違います。
遠方なら、交通費や宿泊費もかかります
家財回収費を55,000円に抑えることはできましたが、交通費、レンタカー代、宿泊費、宅配便の送料は別にかかっています。
ただ、遠方の実家を片付けるのであれば、これらの費用は、どの方法を選んでもある程度は必要になるものだと思います。
すべて事業者さんへお願いした場合でも、立ち会いや確認のために現地へ行くことはあるかもしれません。
私の場合は、実家が売れるまでのあいだ、月に一度、部屋の風通しや掃除にも通っていました。
レンタカーは会員になってから利用し、日帰りでの管理や片付けにも何度も使いました。
空き家は、持っているだけで、お金と時間がかかります。
このことも、早めに売却を進めたいと思った理由のひとつでした。
実家を維持するため、庭の手入れも続けました

庭木の剪定や草刈りは、実家じまいのために始めたことではありません。
まだ実家の処分を考えていなかった頃から、定期的にお願いしていました。
母が実家を離れてから、庭の木や草は少しずつ伸びていきました。
ご近所の方から、
「葉が生い茂っている」
「枝が敷地に入ってきている」
と、お話をいただくこともありました。
空き家になったからといって、庭をそのままにしておくわけにはいきません。
母から聞き取りをしたところ、以前から地域のシルバー人材センターの方に、庭の手入れをお願いしていたことが分かりました。
母が長くお願いしてきた方だったため、私も安心して引き継ぐことができました。
依頼は電話ででき、作業後の費用も振込で支払えました。
遠方に住んでいる私が、依頼や支払いのためだけに実家へ帰らなくてもよかったことは、とても助かりました。
そのときにかかった金額は、
- 庭木全般の剪定が31,000円
- 庭全体の草刈りが8,100円
でした。
これは家財の処分費ではなく、実家を所有しているあいだ、ご近所へ迷惑をかけずに維持するための費用です。
一度きりではなく、木や草が伸びれば、また手入れが必要になります。
畑には、少しでも草が生えにくくなるよう、私たちで黒い防草シートを敷きに行きました。
実家じまいには、家財を片付ける費用だけでなく、売却するまで家を守るためのお金もかかるのだと実感しました。
実家の庭や家の修理を、普段どなたにお願いしているのか。
親が元気なうちに聞いておくと、離れて暮らす家族が管理を引き継ぐときに助かります。
不動産屋さんへも、定期的に連絡しました
実家の売却については、不動産屋さんへお願いしたままにせず、私から定期的に連絡し、問い合わせや見学の状況を聞いていました。
家財の処分も、庭の管理も、売却の進み具合も、分からないことは自分で調べ、必要なことは自分から尋ねました。
実家じまいを経験して、強く感じたことがあります。
それは、人任せにせず、まずは自分で調べ、できるところまで動いてみることです。
そして、できれば自分がまだ動けるうちに、少しずつでも始めておくことです。
年齢を重ねれば、重いものを運ぶことも、遠方の実家へ何度も通うことも、少しずつ難しくなっていきます。
すべてを自分でする必要はありません。
けれど、誰に相談すればよいのかを調べ、見積もりを比べ、分からないことを聞くだけでも、状況が動き出すことがあります。
母も、実家の売却には前向きでした
母は、私たちと同居するようになってから、こんなことを言っていました。
「住まない家は、すぐだめになるから。早いうちに、どなたかに買ってもらえるといいのにね〜」
長く暮らしてきた家ですから、手放すことへの寂しさもあったと思います。
それでも母は、誰も住まないまま家が傷んでいくより、次の方に使っていただくことを望んでいました。
古くなった家を取り壊すことになれば、大きな費用がかかることも、母は分かっていたのかもしれません。
本当のところは分かりませんが、母の言葉はとても前向きでした。
その言葉があったからこそ、私も迷いながら、実家じまいを進めることができたのだと思います。
家財を片付けた数か月後、売却が決まりました

家財をすべて搬出し、部屋を空にしてから数か月後、実家の売却が決まりました。
家財を処分したことが、売却の直接の理由だったのかは分かりません。
それでも、見学される方が部屋の広さや、そこで暮らす様子を想像しやすくなったことは、ひとつの助けになったのかもしれません。
処分すると決めたときは、費用もかかり、迷いもありました。
けれど、思い切って家を空にしたあと、売却へつながりました。
自分で調べ、2日間で集中して片付け、不動産屋さんへも定期的に連絡する。
そのときにしたことが、すぐには結果にならなくても、回り回って次の一歩につながったのだと思っています。
※家のほかにあった田んぼや畑、山をどうしたかは、こちらの記事に書いています。
→「実家の土地の地目変更から譲渡まで約2年|畑が山になっていた話と費用268,500円」
自宅の婚礼家具を処分するときにも利用しました
実家じまいが終わったあと、わが家で長年使っていた婚礼家具を処分することになり、再びくらしのマーケットで探しました。
昔の婚礼家具なので、とても重いものでした。
- 整理箪笥が2棹
- 洋服箪笥が2棹
幅の広いものもあり、自分たちで運び出せるものではありませんでした。
このときも、複数の事業者さんを調べ、家具の写真とサイズを送りました。
一般的な回収業者さんでは5万円ほどでしたが、くらしのマーケットでお願いした金額は23,000円でした。
鏡台は比較的小さかったため、市の回収へ自分で持ち込みました。
実家のときと自宅では地域が違うため、お願いしたのは別の事業者さんです。
同じサービスに掲載されていても、それぞれ独立した事業者さんです。
その都度、料金や口コミ、回収条件を確認して選ぶことが大切だと思っています。
不用品回収を利用するときの注意点
私が利用した当時は、写真とサイズを事前に送り、「積み放題」の内容を確認したうえで回収していただきました。
回収していただいたものには、再利用できるものばかりではない家財も含まれていました。
ただし、対象品や利用条件は、時期や事業者さんによって異なる可能性があります。
また、家庭から出る廃棄物を収集・運搬するには、市区町村の一般廃棄物処理業の許可や委託が必要です。
利用するときは、回収をお願いしたいものを一つずつ伝え、現在の対象品や条件、必要な許可、回収後の扱いを確認してください。
家庭ごみや壊れたものについては、実家のある自治体へ処分方法を確認するのが安心です。
実家じまいの費用を抑えるために、私がしたこと
最後に、私が実際にしたことをまとめます。
- 最初に紹介された業者さんだけで決めず、複数の見積もりを取る
- それぞれの見積もりに含まれる作業範囲を確認する
- 回収してほしい家財の写真とサイズを伝える
- 追加料金が発生する条件を、事前に確認する
- 自分で運べる小さなものは、自治体の処理施設へ持ち込む
- 大きな家具など、自分では難しいものを事業者さんへお願いする
- 骨董品や古いものは、捨てる前に査定をお願いする
- まだ使えるものは、ご近所への譲渡も考える
- 時間と保管場所がある場合は、フリマアプリへの出品も検討する
- 庭の管理を誰にお願いしていたか、親から聞いておく
- 不動産屋さん任せにせず、自分から状況を確認する
- 家財回収費だけでなく、交通費、レンタカー代、宿泊費、送料も考えておく
- 家庭ごみの処分は、自治体のルールや事業者さんの許可を確認する
すべてを自分でやる必要はありません。
私の場合は、2日間に集中して動き、自分で運べるものと、お願いするものを分けたことで、事業者さんへ支払う家財回収費を抑えることができました。
けれど、そのために時間と体力を使い、交通費や宿泊費もかかっています。
費用だけでなく、自分の時間や体力も含めて考えることが大切です。
「全部お任せする」
「一部だけお願いする」
「できるところは自分でする」
どれが正解ということではありません。
とにかく、人任せにせず、まずは自分で調べてみる。
そして、自分が動けるうちに、できることから始めておく。
そのうえで、自分や家族にとって無理のない方法を選ぶことが、一番なのだと思います。
実家じまいには、お金も時間も、そして気力も必要です。
これから片付けを始める方の、少しでも参考になれば嬉しいです。
※母の施設の費用については、こちらの記事に書いています。
→「特養に入居して分かった暮らしと費用|家族の負担はどう変わった?」
※実家の売却が決まるまでの記録は、こちらの記事に書いています。
→「遠方の空き家を売却するまで1年4か月|実家じまいで私がしたこと」
今日という一日が、あなたにとって心地よい「ちょうどいい距離」の一歩になりますように。
きーのこと


